京都も急に秋らしくなり、肌寒さを感じる季節になりました。
公園で拾った種から育てたナンキンハゼも、鮮やかな赤色に色づきました。

さて、今回は動画の手ブレ補正についてお話しします。
昨今、TikTokをはじめとするSNSでは縦型のショート動画が大人気ですが、住宅業界で特に注目を集めているのがルームツアーです。部屋の間取りやインテリアの個性が際立ち、見ているだけでも楽しいですよね。各部屋を巡る映像がスムーズに撮影されているのを見ると、思わず「上手に撮れてるなぁ」と感心してしまいます。
私もInstagramのリールなどで動きながら撮影することにチャレンジしていますが、普通に撮影すると歩行時の振動や垂直のズレが目立ち、公開するにはちょっと厳しい仕上がりになってしまうことがよくあります。
本格的に動きながら撮影する場合、スタビライザーやジンバルが欠かせません。しかし、常にスタビライザーを持ち歩いているわけではありませんし、ふとした瞬間に撮影することもあります。そんなときは、あとでアプリを使って手ブレを補正するようにしています。
ちなみに、スタビライザーとはもともと航空機や自動車などの乗り物の揺れを抑えるための部品ですが、この揺れ防止の仕組みをカメラ用に応用したものです。
現在、スタビライザーには1軸や2軸補正のタイプもありますが、補正範囲外の方向に揺れが発生すると大きくブレてしまうことがあります。そのため、より安定した映像を求めるなら3軸対応のスタビライザーがおすすめです。

スマホには強力な手ブレ防止機能が搭載されているものが多いですが、それでも歩行時の振動や揺れが完全には防ぎきれず、映像に伝わってしまうことがあります。
下の映像では、左側が手ブレ補正前の動画、右側がアプリで補正した動画です。
※左下の▶︎マークからご覧いただけます。
違いは一目瞭然ですね!今回使用したアプリは、誰でも無料ですぐに使える、みなさんもお馴染みの「Googleフォト」に搭載されている「スタビライズ」機能です。AIを使うことで従来のスタビライズ機能よりも高度な処理が可能になっている優れものです。
使い方はとても簡単で、数秒で手ブレをしっかり補正してくれます。下の動画では、このアプリの編集手順を簡単に紹介しています。ぜひ参考にしてみてください!
ジンバルを使わずにアプリで補正した場合、大きな振動や横揺れのある場合、どの程度補正できるのか試してみました。
実験として、わざと左右上下に大きな動きを加えて、スマホを意図的に傾けたりして撮影した動画が左下の映像です。果たして、アプリの補正機能はどこまで対応できるのか、結果(右下)と見比べてください!
完璧とは言えませんが、これだけ激しい動きの映像でも、かなりの程度補正されていますよね。
補正後の映像では画角が狭くなっているのがわかります。これは、手ブレ補正の際に揺れた分を補正するために、映像を斜め方向で調整し、その際に自動でトリミングが行われるからです。
こうした仕組みのおかげで、元の映像がひどくブレていても見やすく改善されるのは、アプリの優れた点ですね!
皆さんも、動画撮影で「手ブレがひどくて失敗した…」と思ったときは、ぜひ一度試してみてください!
簡単な操作で驚くほど映像が改善されるので、新たな撮影の楽しみ方が広がるかもしれませんよ。