はんなり便り
2023.07.4
和田誠展

JR京都駅に隣接する【ジェイアール京都伊勢丹】の7階に隣接して
【美術館「えき」KYOTO】という施設があります。

そこまで大きなスペースではないですが、年中とっかえひっかえ、
色んな美術展・写真展が行われており、
ごくごく稀に興味のある展示会があると足を向けることがあります。
 
前回行ったのは6年前で、岩合光昭さんという写真家による「ねこの京都」という写真展。
さらにその前は幕末~明治にかけて活躍した河鍋暁斎という
絵師の展示会だったかと思います。
そして今回、イラストレーター【和田誠】さんの展示会があると聞いて
また久しぶりに足を運んできました。


 
「和田誠?」という方も、料理研究家【平野レミ】さんの名前は
ご存じの方も多いのではないかと思います。
こういう料理を作る方ですね。

このお2人はご夫婦なのですが、
残念ながら和田さんは2019年に亡くなってしまいました。

私にとって【和田誠】といえば、こちら。

ショートショートの神様・星新一の文庫本の表紙・イラストです。
独特の線や色使い・フォントは柔らかで和やかでどこまで行ってもシンプルかつ癒し系。
でもその裏に何となくプロの凄みも感じられて…。
学生の頃はただ好きな作家の本を飾る「好きなテイストのイラスト」、
ぐらいの感じでしたが、今改めて見るとこの人凄い人だったんだなと思います。

個人的には少し残念ながら、
今回そこまで多くの星新一本は見られませんでしたが、
会場内には和田氏の幼少期の落書きから晩年の作品まで大量の展示があり、
生涯通じて残された作品群に圧倒されっぱなしでした。
 
例えば、タバコを吸われる方には馴染みのある「ハイライト」のパッケージデザイン

世代の方には刺さるであろう「ゴールデン洋画劇場」のオープニング

なんちゃら砲で近年何かと話題のアノ週刊誌の表紙

【和田誠】の名前を知らない方でも
どこかでその作品に触れている方は多いのではないでしょうか?
この展示会では写真を撮れるのも良かったです。
京都での展示期間は既に終了していますが、
次は今秋に愛知県刈谷市で開催が予定されているようです。
ご興味のある方はぜひ。

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